Excelで離れたセルの合計をラクに計算!SUM関数&テクニックを解説
Excelでデータを扱っていると、離れた範囲のセルの合計を求めたいことってありますよね。例えば、売上データが複数の異なる場所に分かれている場合や、特定の条件に合ったセルだけを集計したい場合、手作業で合計を求めるのはとても手間がかかります。そんな時に便利なのが、Excelの関数を使った方法です!
実は、Excelでは離れたセル範囲の合計を一度に求める方法が簡単にできます。代表的なものが、SUM関数を使った方法です。SUM関数は通常、連続したセル範囲の合計を求めるのに使われますが、複数の離れた範囲の合計を同時に求めることもできるんです!これを使えば、複数の異なる範囲の合計を簡単に計算でき、集計作業がぐっと効率化されます。
この記事では、離れたセル範囲の合計を求める方法を、実際の例を交えてわかりやすく解説します。これをマスターすれば、データ集計やレポート作成がスムーズになり、時間を大幅に短縮できますよ。
複数のセル範囲をCtrlキーで選択する
複数の離れたセルに入った数値の合計を出すには、Ctrlキーを使用します。様々な範囲を組み合わせることで、特定の条件に基づいた合計を簡単に求められ、必要に応じて範囲を調整することもできます。
合計を出して表示したいセルをアクティブにします
まず、合計を出して、表示させたいセルをアクティブにします。

数式タブを表示させて、オートSUMをクリックします
「数式」タブをクリックして表示させ、「オートSUM」ボタンをクリックします。

Ctrlキーを押しながら、離れたセル範囲をドラッグします
「Ctrlキー」を押しながら、合計を出したい数値が入力されている、離れたセル範囲をドラッグしていきます。

Enterキーを押して確定します
合計したいセルを全て選択後、「Enterキー」を押して、確定すると、範囲選択した数値の合計が表示されました。

いかがでしたか?離れた複数のセル範囲の合計を求める方法を覚えておけば、データの集計作業が格段に効率化されます。特に、売上データや予算管理など、複数の異なるシートや範囲からデータを集計する必要がある場合に非常に便利です。手作業で計算していた時間を大幅に短縮でき、ミスのリスクも減らすことができるので、作業がずっと快適になります。
例えば、異なる部門ごとの売上データや、異なる時期の収支合計など、同じ形式のデータがバラバラの範囲に散らばっている場合、この方法を使えば全てのデータを一度に集計することができ、手間を減らしながら精度高く集計できます。また、SUM関数は非常にシンプルな関数ですが、この方法を覚えることで、より柔軟なデータ分析ができるようになります。