「TRIM関数」を使う
「TRIM関数」は、テキストの両端やセル内の余分な空白を削除するExcelの関数です。文字列内に複数のスペースが連続して含まれる場合は、単語間のスペースを一つ残して削除します。TRIM関数は、セル内の空白文字を削除するだけであり、セル内のテキストが他のデータ形式である場合には効果がありません。テキスト以外のデータ形式をクリーンアップする場合には、他の関数や方法を使用する必要があります。
結果を出したいセルをアクティブにする
結果を出したいセルをアクティブにします。
数式タブを表示させて、「文字列操作」の▼から「TRIM」を選択する
エクセル上部にある「数式」タブを表示させて、「文字列操作」▼の中から、「TRIM」を選択します。
関数の引数ダイアログボックスが開くので、文字列に対象のセルを指定して、OKをクリックします
関数の引数ダイアログボックスが開くので、文字列に対象のセルを指定します。(ここでは「B2」を指定しています。)「OK」をクリックします。
戻り値が表示された
戻り値が表示されました。
表内に含まれていた、余計なスペースが削除されて表示されています。
データをインポートした際や、他のソースからコピーした際に、余分な空白が含まれていることはよくあります。余分な空白があると、文字列の比較や検索がうまくいかないことがありますので、「TRIM関数」を適宜使って、正確なデータ一に統一し、データ処理の精度を向上させましょう。