「DMAX関数」「DMIN関数」を使う
「DMAX関数」「DMIN関数」は、データの範囲内で、指定した条件を満たすフィールドの最大値、最小値を求めます。これらは、データベース関数に分類され、データベース関数を使う際には、データベースとなる表とは別に、条件を指定するためのセル範囲を指定しておきます。
結果を表示したいセルをアクティブにします
「DMAX関数」を使用する場合、検索結果を表示するセルを元の「表の見出し」に形式を合わせる必要があります。ここでは、見出し「氏名」のデータの中の田中さんの、最高売上額を求めたいので、「氏名」の見出しを作っています。
ここでは、最大値を求める「DMAX関数」で解説します。「DMIN関数」については、設定関数名に「DMIN」を選択します。その部分以外は同様の手順でOKです。
数式タブを表示させて、「関数の挿入」をクリックします
関数の挿入ダイアログボックスが開くので、関数の分類を「データベース」に変更して、「DMAX」を選択して、OKをクリックします
「DMIN関数」については、ここで、関数名に「DMIN」を設定します。
関数の引数ダイアログボックスが開くので、データベースにデータベースを構成する表の範囲を全て選択します
フィールドに、最大値を求めたい表の項目(タイトル)を指定します
条件に、条件が設定されているセル範囲を指定して、OKをクリックします
戻り値が表示された
田中さんの、最高売上金額が表示されました。
データベース関数について
データベース関数は、リストに指定された列を検索して、条件を満たすデータを集計して返す関数です。
DAVERAGE | 条件を満たすデータの平均値を返す |
DCOUNT | 条件を満たすデータの中で数値が入力されているセルの個数を返す |
DCOUNTA | 条件を満たすデータの中の空白でないセルの個数を返す |
DSUM | 条件を満たすデータの合計を返す |