XLOOKUP関数を使う
XLOOKUPは新しい関数で、VLOOKUPの機能を補完しています。XLOOKUP関数は、縦横両方の検索が可能であり、VLOOKUPは縦の検索、HLOOKUPは横の検索ですが、XLOOKUPはその両方をサポートしています。検索方向や一致の方法(完全一致や近似一致)を指定でき、結果が見つからない場合に返す値を指定できるため、エラー処理が簡単です。XLOOKUPは複数の列からデータを取得することもできます。XLOOKUPは非常に便利で、特に大規模なデータを扱う際に役立つ関数です。
商品コードを入力して、カロリーを表示させましょう
基本の使い方をマスターして応用できるようにしましょう。
検索値を入力したいセルを選択してアクティブにします
(今回は、検索値は「商品コード」で設定していきます。)
「fx」をクリックします
関数の検索に「XLOOKUP」と入力して、関数名から「XLOOKUP」を選択し、「OK」をクリックします
関数の引数ダイアログボックスが開くので、検索値に「G3」を入力します
検索値を入力したいセル、この場合は「G3」を指定しています。
検索範囲に、検索値が入力されているセル範囲を選択し、「F4」を押して絶対参照にします
検索範囲に、下記の商品コードが入力されているセル範囲をドラッグして選択します。
「F4」を1回だけ押すと、絶対参照になります。
戻り範囲に、カロリーが入力されているセル範囲を選択し、「F4」を押して絶対参照にして、「OK」をクリックします
戻り範囲に、下記のカロリーが入力されているセル範囲をドラッグして選択します。「OK」をクリックします。
結果(戻り値)が表示されました
XLOOKUP関数は、XLOOKUP関数は、戻り範囲に複数列を指定して、複数列の検索結果を返す事が可能です。VLOOKUPがまだ使われる場面も多いですが、XLOOKUPを使うことでより効率的にデータを検索できるでしょう。どちらを使用するかは、具体的な目標によりますので、適宜使い分けましょう。