PC業務のヒント集 EXCEL WORD

このサイトでは、ExcelとWordの基本的な使い方から
応用テクニックまで、幅広く解説しています。
初心者の方にもわかりやすい、業務で役立つ便利なショートカット、
効率的なデータ管理方法などをご紹介します。
ぜひ、みなさまの作業効率を向上させてください!

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Excel 複数の条件に一致するデータを合計する方法

Excel 備忘録
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売上集計やコスト管理に!Excelで複数の条件に一致するデータを簡単に合計する方法

「この条件に合うデータだけ合計したいけど、どうやるの?」そんな疑問、ありませんか?売上管理やコスト計算などの業務では、特定の条件に一致する数値だけを合計するシーンがたくさんあります。でも、手作業で計算するとミスが発生しやすいし、時間もかかる…。

そこで登場するのが、ExcelのSUMIFS関数!この関数を使えば、例えば「特定の商品カテゴリーの売上合計」や「指定した日付範囲の支出合計」など、複数の条件を指定して瞬時に合計を求めることができます。しかも、Excel初心者でもすぐに使える簡単なテクニックなので、ぜひマスターして業務の効率化を図りましょう!

Excelでの集計作業に手間取っていたり、複数条件を効率よく合計する方法を探しているなら、Excelをもっと活用して、仕事の効率化を進めていきましょう!

「SUMIFS関数」を使う

SUMIFS関数は、複数の条件を全て満たすデータの合計を求めます。SUMIF関数と、引数が異なるので注意が必要です。

結果を表示したいセルをアクティブにします

ここでは、田中さんの9000円以上の売上金額の合計を求める方法で解説します。

Excel 複数の条件に一致するデータを合計する方法

数式タブを表示させて、「数学/三角」の▼から「SUMIFS」を選択します

数式タブを表示させて、「数学/三角」の▼から「SUMIFS」を選択します

関数の引数ダイアログボックスが開くので、「合計対象範囲」、「条件範囲1」、「条件1」を指定します

合計対象範囲:合計を出したい数値が入っている範囲(ここでは売上金額の範囲)
条件範囲1:評価の対象となるセル範囲(ここでは氏名の範囲)
条件1:合計したい条件(ここでは田中のセル)直接「田中」と入力してもOKです

関数の引数ダイアログボックスが開くので、「合計対象範囲」、「条件範囲1」、「条件1」を指定します

続けて、「条件範囲2」と「条件2」を指定して、OKをクリックします

条件範囲2:2つ目の条件、売上金額が9000円以上の合計を出したいため、売上金額の範囲
条件2:ここでは、9000円以上と指定したいため、「>=9000」

続けて、「条件範囲2」と「条件2」を指定して、OKをクリックします

戻り値が表示された

戻り値が表示された

今回は、ExcelのSUMIFS関数を使って、複数の条件に一致するデータを合計する方法を詳しく解説しました。この関数を活用すれば、売上データの集計やコスト管理、さらには財務分析まで幅広い業務に応用できます。Excelを使ったデータ処理のスピードが格段に向上し、業務の効率化にもつながるはずです!

さらに、このSUMIFS関数を他の関数と組み合わせることで、より高度なデータ分析が可能になります。例えば、AVERAGEIFS関数を使って条件に合うデータの平均を求めたり、COUNTIFS関数で条件に合う件数をカウントしたりと、様々な場面で活用できます。Excelを深く理解することで、分析力がアップし、より戦略的な意思決定につながります。