表の中に別の表を作る!入れ子構造で情報整理をもっと便利に!
Wordで表を作成するとき、単純な表では情報を十分に整理できないことがあります。そんなときに便利なのが「表の中に別の表を作る」というテクニックです。これは「入れ子表」とも呼ばれ、一つのセルの中に小さな表を配置することで、より詳細な情報を視覚的に整理できます。
例えば、会議の議題ごとに参加者の名前や役職を記載する場合、大きな表の中に小さな表を入れることで情報を整理しやすくなります。さらに、複数のカテゴリーを扱う表では、細かいデータを区切って見やすくする効果もあります。このテクニックを使うことで、レポートやプレゼン資料の作成がぐっと楽になりますよ。
本記事では、Wordで入れ子表を作成する方法を詳しく解説し、レイアウトの調整やデザインのポイントについてもご紹介します。初心者でも簡単にできるステップを押さえながら、より見やすい表を作るコツを学んでいきましょう。
表を入れ子にしたい箇所に、カーソルを表示させましょう
表を入れたい箇所をクリックして、カーソルを表示させます。

挿入タブを表示させて、表の▼の中から挿入したい表の数をドラッグしましょう
挿入タブを選択して表示させ、表の▼の中から、挿入したい表のセル数をドラッグします。今回は行が7つ、列が2の表を挿入します。

カーソルを指定した位置に、表が入れ子になって挿入されました
カーソルを指定した位置に、表が入れ子になって挿入されています。先ほど指定したセル数で作成されました。

すでに作成済みの表を入れ子にする方法
Wordにすでに作成済みの表を、表の中に入れ子にする方法を解説します。
表の左上の十字マークを右クリックしましょう
すでに作っている入れ子にしたい表の左上の十字マークを、右クリックしましょう。

コピーを選択しましょう
右クリックで表示されたリストの中から、コピーを選択しましょう。

表の中の貼り付けたい場所にカーソルを表示させて、右クリックしましょう。貼り付けアイコン(表のネスト)をクリックしましょう
表の中の任意の場所にカーソルを表示させて、右クリックしましょう。貼り付けアイコンの(表のネスト)を選択しましょう。

表が入れ子になって挿入されました
任意の場所に表が入れ子になって挿入されました。

改行などの見た目の体裁を整えて、表を完成させましょう
入れ子にした表部分の文字の大きさ、改行などを整えたら完成です。お疲れ様でした。

表の中に別の表を作ることで、情報の整理や視認性を向上させ、より分かりやすい資料を作成できます。ぜひ今回紹介した方法を試して、表のレイアウトを工夫してみましょう。あなたの作る表が、伝わりやすいものになることを願っております!