Excelで複数のワークシートをスマート集計!合計を一発で求める方法
Excelを使っていると、複数のワークシートにまたがるデータを扱うことがありますよね。たとえば、月ごとの売上データや、部門ごとの予算データを管理している場合、各シートの合計を一つにまとめたい時があるはずです。しかし、これを手動で集計しようとすると、膨大な時間と労力がかかってしまいます。
でも、手作業でコピー&ペーストして合計するとミスが増えるし、データ量が多いと大変…。そんなときに活躍するのが、SUM関数3-D集計を使ったワークシート間の合計テクニック!これを使えば、異なるシートにあるデータをスムーズに集計できて、作業が一気にラクになります。
「3-D集計」を使う
複数のワークシートにある同じ位置のデータを合計するための方法として、「3-D集計」があります。オートSUMを使って集計できます。
集計できるのは各ワークシートでセル番地が共通のセル(共通の場所)なので、集計対象のシート、表は同じ形式に整えておくことが重要です。
集計結果を出したいシートをアクティブにして、数値を合計するセル範囲を選択します
集計結果を出したいシートをアクティブにして、数値を合計するセルを範囲選択しましょう。

数式タブから、オートSUMをクリックします
数式タブを選択して、「オートSUM」をクリックしましょう。

オートSUMをクリックすると「=SUM()」とセル内に表示されます。

集計元のシートを選択して、集計元数値の先頭のセルをクリックします
集計元のシートを選択して、集計元数値の先頭のセルをクリックしましょう。

Shiftキーを押しながら集計元の最後のシートをクリックします
3D集計では、途中のワークシートを飛ばして集計することはできません。

数式タブから、オートSUMをクリックします
数式タブの中から、「オートSUM」をクリックしましょう。

集計シートに集計結果が表示されます
集計シートに集計結果が表示されました。

今回紹介した方法で、複数のワークシートから簡単に合計を求める方法をマスターすれば、大規模なデータの集計が一気に楽になります。特に、複数の部門や月次データを管理している場合、このテクニックはかなり役立ちますよね。手動で集計していると、計算ミスや漏れが生じやすく、作業が煩雑になりがちですが、この方法を使えば、正確かつ効率的にデータをまとめることができます。
例えば、毎月の売上データや部署ごとの支出データを複数のシートにわたって管理している場合、わざわざ個別に集計する必要がなくなり、Excelを使ったデータ分析がスムーズに進みます。また、SUM関数や3D参照を活用することで、手間を大幅に削減できるだけでなく、計算ミスを防ぐこともできます。