データの入力規則を使う
文字列以外は入力できないように設定できます。データが一貫して文字列指定されていることで、データの整合性が維持されやすくなり、異なる型のデータが混在することを回避できます。ISTEXT関数は、指定したセルの内容がテキストであるかどうかを判断するために使用されます。この関数は、セルがテキストの場合は TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を返します。
対象のセル範囲をアクティブにして、「データ」タブで、データの入力規則をクリックする
エクセル上部の「データタブ」をクリックして表示させ、対象のセル範囲をアクティブにします。データの入力規則をクリックして、「データの入力規則」を選択します。
ダイアログボックスが開くので、入力値の種類の中からユーザー設定を選択する
データの入力規則ダイアログボックスが開くので、入力値の種類の中から、「ユーザー設定」を選択します。
数式に「=ISTEXT(セル範囲)」と入力してOKをクリックする。
ISTEXT関数は、引数に指定した値が文字列の場合は「TRUE」、それ以外の場合は「FALSE」を返す関数です。この場合は(D3:D12)を指定しています。
文字列以外を入力すると、エラーメッセージが表示される
指定した範囲に文字列以外を入力すると、エラーメッセージが表示されます。
データ入力の際に、特定のセルがテキスト形式であることを確認でき、予期しないデータの誤りを防げます。データ処理や分析をより効率的に行うことができますので、ISTEXT関数をうまく活用して、データの正確性を保ちましょう。