Excelでセルのデータ数を簡単に数える方法!COUNTA関数&COUNTBLANK関数を使いこなそう
Excelを使ってデータを整理しているとき、セルに入力されているデータの数を数えたくなる場面が多いですよね。「この表のデータ、何件あるんだろう?」「空欄セルだけを数えたい!」そんな場面、Excelを使っているとよくあります。でも、手作業でセルをチェックするのは大変だし、ミスも起こりがち…。
例えば、リストの中でデータが入力されているセル数を知りたいときや、空白セルがどれくらいあるかを確認したいときなど、簡単に数えられたら作業がぐっと効率化します。
実は、ExcelにはCOUNTA関数とCOUNTBLANK関数という、セルのデータの数をカウントするための便利な関数があります!これらの関数を使えば、空白のセルの数やデータが入力されたセルの数を一瞬で計算でき、データの集計や管理がとても簡単になります。
この記事では、COUNTA関数とCOUNTBLANK関数の使い方を、具体的な事例を交えてわかりやすく解説します。これらの関数を使うことで、日常的なデータ整理や、エラーチェック、集計作業が大幅に効率化できるので、ぜひ試してみてください!
「COUNTA関数」とは
「COUNTA関数」は空白以外のセルを数える関数です。空白セル以外の値が含まれているかどうかを判断し、その数を返します。
「COUNTBLANK 関数」とは
1つのセル範囲に含まれる空白セルの個数を返します。
「COUNTA関数」の使い方
空白以外のセルの個数を集計したいセルをアクティブにします
集計したいセルを任意の場所に作成しておきましょう。

関数の挿入をクリックします
「fx」のところをクリックしましょう。

関数の検索に「COUNTA」と入力して、検索開始をクリックします
開いたダイアログボックスに「COUNTA」と入力しましょう。入力したら検索開始をクリックします。

関数名から「COUNTA」を選択して、OKをクリックします
「COUNTA」が表示されるので、クリックして選択し、OKをクリックしましょう。

関数の引数ダイアログボックスの、「値1」に個数を数えたい範囲をドラッグして、OKをクリックします
「値1」の欄をクリックした後、表内の個数を数えたい範囲をドラッグします。範囲が「値1」に反映されたことを確認したあと、OKをクリックします。

複数の範囲を選択したいときは、「値2」の枠に範囲をドラッグして追加します。
空白以外のセルの個数が表示された
範囲指定した空白以外のセルの個数が表示されました。

「COUNTBLANK 関数」の使い方
空白セルの個数を集計したいセルをアクティブにします

関数の挿入をクリックします

関数の検索に「COUNTBLANK 」と入力して、検索開始をクリックします

関数名から「COUNTBLANK 」を選択して、OKをクリックします

関数の引数ダイアログボックスの、「範囲」に空白セルを数えたい範囲をドラッグして、OKをクリックします

空白セルの個数が表示された

いかがでしたか?COUNTA関数とCOUNTBLANK関数を使いこなせるようになると、Excelでのデータ管理が格段に楽になります。COUNTA関数を使えば、指定した範囲内でデータが入力されているセル数を一瞬で確認でき、データの存在を素早く把握できます。一方、COUNTBLANK関数を使えば、空白のセル数を簡単に計算できるため、データがきちんと入力されているかをチェックする際にも非常に便利です。