PC業務のヒント集 EXCEL WORD

このサイトでは、ExcelとWordの基本的な使い方から
応用テクニックまで、幅広く解説しています。
初心者の方にもわかりやすい、業務で役立つ便利なショートカット、
効率的なデータ管理方法などをご紹介します。
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Excel「IF関数」に複数の条件式を使う方法

Excel 備忘録

「IF関数」に「AND関数」や「OR関数」を組み合わせる

「AND関数」は、指定した引数すべてが真の場合に、戻り値がTRUEになります。「OR関数」は、指定した引数のいずれかがTRUEの場合に、戻り値がTRUEとなります。IF関数の論理式の中にAND関数やOR関数を指定することで、複数の条件を使用した値を評価して表示することができます。

数式タブを表示させ、結果を表示させたいセルをアクティブにして、論理の▼から「IF」を選択します

エクセル上部にある「数式」タブを表示させて、結果を表示させたいセルをアクティブにします。「論理」▼から「IF」を選択します。

関数の引数ダイアログボックスが開くので、論理式にカーソルがあることを確認したあと、「IF」の▼から「その他の関数」を選択します

関数の引数ダイアログボックスが開くので、論理式にカーソルがあることを確認したあと、下図の場所にある「IF」の▼から「その他の関数」を選択します。

関数の挿入ダイアログボックスが開くので、「AND」を選択してOKをクリックします

指定した引数のいずれかがTRUEの場合を表示させたいときは、「OR」を選択します。

AND関数の関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、必要な論理式を入力します

ここでは、「E3>=100%」「E12>=100%」と入力しています。注意:この時、「OK」はクリックしないでください。

数式バーの「IF」の部分をクリックしてIF関数のダイアログボックスに戻します

数式バーの「IF」の部分をクリックして、IF関数ダイアログボックスに戻ります。

関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、真の場合と偽の場合を入力して、OKをクリックします

関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、真の場合「〇」と偽の場合「×」を入力して、「OK」をクリックします

「IF関数」について、詳しくは下記のリンクを確認してください。

指定した戻り値が表示された

設定した「IF関数」の戻り値が表示されました。任意の場所までオートフィルを使ってコピーしましょう。

「AND関数」や「OR関数」を使うことで、複数の条件を同時に評価できるため、より複雑な論理判定が可能になります。IF関数の中に「AND関数」や「OR関数」を使うことで、複数の条件を簡潔にまとめることができ、数式がすっきりして、より強力で効率的なデータ分析や条件判定が可能になります。ぜひ積極的に活用しましょう。