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Excel「IF関数」に複数の条件式を使う方法

Excel 備忘録
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ExcelのIF関数をもっと便利に!複数の条件式でもっと便利に

「ExcelのIF関数って便利だけど、複数の条件を設定するとややこしくなる…」そんな悩み、ありませんか?例えば、売上データの評価を「高・中・低」に分けたい勤怠データをもとに遅刻・早退の判定をしたい得点別にランクを振り分けたいなど、日常業務やデータ整理で使える場面はたくさんあります。

でも、「条件が増えると混乱してミスしそう…」「うまく組み合わせる方法が分からない…」という人も多いはず。そこで活躍するのが、IF関数をAND関数・OR関数と組み合わせるテクニック!これを使えば、複数の条件をスムーズに設定でき、ミスなく正しい判定が可能になります。

さあ、複数条件のIF関数を使って、もっと便利にExcelを活用していきましょう!

「IF関数」に「AND関数」や「OR関数」を組み合わせる

「AND関数」は、指定した引数すべてが真の場合に、戻り値がTRUEになります。「OR関数」は、指定した引数のいずれかがTRUEの場合に、戻り値がTRUEとなります。IF関数の論理式の中にAND関数やOR関数を指定することで、複数の条件を使用した値を評価して表示することができます。

数式タブを表示させ、結果を表示させたいセルをアクティブにして、論理の▼から「IF」を選択します

エクセル上部にある「数式」タブを表示させて、結果を表示させたいセルをアクティブにします。「論理」▼から「IF」を選択します。

Excel「IF関数」に複数の条件式を使う手順

関数の引数ダイアログボックスが開くので、論理式にカーソルがあることを確認したあと、「IF」の▼から「その他の関数」を選択します

関数の引数ダイアログボックスが開くので、論理式にカーソルがあることを確認したあと、下図の場所にある「IF」の▼から「その他の関数」を選択します。

Excel「IF関数」に複数の条件式を使う手順

関数の挿入ダイアログボックスが開くので、「AND」を選択してOKをクリックします

指定した引数のいずれかがTRUEの場合を表示させたいときは、「OR」を選択します。

Excel「IF関数」に複数の条件式を使う手順

AND関数の関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、必要な論理式を入力します

ここでは、「E3>=100%」「E12>=100%」と入力しています。注意:この時、「OK」はクリックしないでください。

Excel「IF関数」に複数の条件式を使う手順

数式バーの「IF」の部分をクリックしてIF関数のダイアログボックスに戻します

数式バーの「IF」の部分をクリックして、IF関数ダイアログボックスに戻ります。

Excel「IF関数」に複数の条件式を使う手順

関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、真の場合と偽の場合を入力して、OKをクリックします

関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、真の場合「〇」と偽の場合「×」を入力して、「OK」をクリックします

Excel「IF関数」に複数の条件式を使う手順

「IF関数」について、詳しくは下記のリンクを確認してください。

指定した戻り値が表示された

設定した「IF関数」の戻り値が表示されました。任意の場所までオートフィルを使ってコピーしましょう。

Excel「IF関数」に複数の条件式を使う手順

「AND関数」や「OR関数」を使うことで、複数の条件を同時に評価できるため、より複雑な論理判定が可能になります。IF関数の中に「AND関数」や「OR関数」を使うことで、複数の条件を簡潔にまとめることができ、数式がすっきりして、より強力で効率的なデータ分析や条件判定が可能になります。ぜひ積極的に活用しましょう。

いかがでしたか?ExcelでIF関数に複数の条件式を使うことで、データ分析やレポート作成が一気に効率化します。AND関数OR関数と組み合わせることで、複数の条件を同時に判定でき、さらに細かい条件分岐が可能になります。これを使えば、例えば、売上が特定の範囲にある場合に「優良」や「改善必要」といった評価を自動で表示させることができるので、手作業で判断する必要がなくなり、時間を大幅に節約できます。