通常は、セルに数式を入力すると、計算結果が表示されます。数式の表示を使用して、計算結果ではなく、入力されている数式をそのままセルに表示させることができます。
数式を表示させるメリット
- 数式そのものを表示させることで、計算の処理や複雑な数式の構造を確認できます。特に複雑なワークシートや数式を使っている場合、数式を直接確認することでエラーや間違いを見つけやすくなります。
- 数式を表示させることで、他のユーザーがワークシートを理解しやすくなります。数式が表示されていれば、他の人がワークシートを開いたときに、どのような計算が行われているかがすぐにわかります。
- Excelを使う人が数式の構造や動作を学ぶ際に、数式そのものを表示させることは非常に役立ちます。特に新しいユーザーや学生にとって、数式を直接見ることでExcelの機能や計算プロセスを理解しやすくなります。
- 数式そのものを表示させることで、ワークシート内のエラーや問題を見つけやすくなります。数式が表示されていれば、エラーが発生している部分や計算の間違いが素早く特定できます。
数式タブで、数式の表示をクリックします
エクセル上部にある「数式」タブをクリックして表示させ、「数式の表示」をクリックします。
数式が表示された
これにより、エクセルに設定されているシート内のすべての数式が表示されます。
この方法を使うことで、セルに入力された数式を簡単に確認できます。Excelを学んでいる人にとって、数式を目で見ることで、関数の使い方や計算方法を学ぶ良い機会になりますので、適宜確認してみましょう。