Excelの日付に曜日を追加!スケジュール管理がもっと快適になるテクニック
「Excelで日付を入力したけど、曜日も一緒に表示したい!」そんな場面、ありませんか?例えば、勤務表で「出勤日+曜日」を表示したい、予約管理で「予約日+曜日」を見やすくしたい、会議スケジュールを整理するときに曜日もつけたいなど、日付に曜日を追加することで、データの視認性がアップします!
そこで役立つのが、Excelで日付に曜日を自動で付けて表示するユーザー定義の「表示形式」を使う方法です。この方法を使えば、日付と一緒に曜日が表示されるので、スケジュールやデータをより直感的に把握できるようになります。例えば、会議の予定や締切日など、曜日がわかることで、仕事の段取りがさらに効率よくなりますよ。
ユーザー定義の「表示形式」を使う
セルに入力した日付を、「セルの書式設定」の「表示形式」タブで変更すると、日付をもとにして曜日を表示させることができます。曜日が付いていると、日付がどの曜日に当たるかすぐに把握できるため、予定の管理や確認がしやすく、例えば、会議やイベントが平日か週末かを簡単に確認できます。
ユーザー定義の表示形式を使うことで、特定のニーズに合わせた表示が可能になります。日付データに曜日を付けて表示する方法として、「表示形式」を利用して設定することができます。複数のセルやシートで同じ表示形式を適用することで、一貫した見た目を保つことができます。これにより、データの整合性が保たれ、プレゼンテーションや報告書に統一感が生まれ、質が向上します。
対象セルをアクティブにして、右クリックでセルの書式設定を選択する
対象セル範囲を右クリックして「セルの書式設定」を選択するか、メニューから「ホーム」タブを選び、「数値」グループのドロップダウンメニューから「その他の表示形式」を選びます。

セルの書式設定ダイアログボックスが開くので、ユーザー定義を選択する
「表示形式」タブを選択します。

「種類」にyyyy”年”m”月”d”日”aaaaを入力してOKをクリックします

日付に曜日付きで表示されます
【例】(aaa)と入力すれば、2022年1月1日 (土)と表示されます。

表示サンプル
ユーザー定義に入力 | 表示スタイル |
---|---|
yyyy”年”m”月”d”日” (aaaa) | 2022年1月1日 (土曜日) |
yyyy”年”m”月”d”日” (dddd) | 2022年1月1日 (Saturday) |
yyyy”年”m”月”d”日” (aaa) | 2022年1月1日 (土) |
yyyy”年”m”月”d”日” (ddd) | 2022年1月1日 (Sat) |
「gggg」は和暦表示、「yyyy」は西暦表示、「aaaa」は日本語の曜日(例):日曜日を表します。
今回は、Excelで日付に曜日を付けて表示する方法について詳しく紹介しました。この方法を活用すれば、曜日を手入力せずにスマートに自動表示できるので、スケジュール管理や勤務表の作成がぐっとラクになります!
特に、長期的な予定管理やカレンダーの作成では、曜日の表示があると視認性が大幅にアップします。また、表示形式を「(月)」「Monday」などの好みに合わせてカスタマイズすることも可能なので、業務や用途に応じて柔軟に調整できるのもポイント。
さらに、曜日表示をIF関数やWEEKDAY関数と組み合わせることで、特定の曜日だけ色を変えたり、「土日を強調する」などの視覚的な工夫もできます。Excelの機能をフル活用して、スケジュール管理をもっと快適にしましょう!