「カラースケール」を使う
カラースケールを利用すると、数値の分布を色のグラデーションで表示することができます。数値データの相対的な大小を視覚的に比較でき、色の濃淡や色合いの変化によって、データのパターンや傾向をすばやく把握できます。たとえば、特定の値が〇値以上の場合にセルを赤くするなど、重要なデータを目立たせることも可能です。
対象のセル範囲を選択して、アクティブにします
数値を色で表現したい対象セル範囲を選択して、アクティブにします。
条件付き書式の▼をクリックして、「カラースケール」の中から任意のカラースケールを選択します
エクセル上部の「ホーム」タブを選択して表示させ、「条件付き書式」▼の中から「カラースケール」▶にマウスカーソルを合わせ、表示される一覧の中から、任意のカラースケールを選択します。
数値にカラースケールが設定されました
選択したセル範囲に設定したカラースケールが適用されて、表示されました。
色の違いによって、異常値や特異点をすぐに見つけることができ、データ分析の精度が向上します。数値データのパターンや傾向をすぐに把握できるため、データ分析が効率的に進められ、データ分析やプレゼンテーションにおいて非常に有効な手段ですので、ぜひ活用しましょう。