Excelで文字列以外の入力をブロック!簡単ステップで設定できます
Excelでデータを入力していると、「数値や記号が入ると困る…文字列だけ入力できるようにしたい!」という場面、ありますよね。特に、アンケートの回答欄や商品コード、カテゴリ情報など、指定されたフォーマットを守りたいときには、誤入力を防ぐ設定が必須。ですが、Excelの標準設定ではどんなデータでも入力できるため、うっかり数値が入ってしまうことも…。でも、心配いりません!実は、Excelでは簡単に「文字列以外は入力できないようにする」設定をすることができるんです。この方法を使えば、特定のセルに文字列のみを入力可能にすることができ、誤入力を防ぐことができます。この記事では、「文字列以外の入力を防ぐ方法」を、わかりやすく解説します!データ品質を維持しながら、ミスなくスムーズに入力できるテクニックを習得しましょう。
データの入力規則を使う
文字列以外は入力できないように設定できます。データが一貫して文字列指定されていることで、データの整合性が維持されやすくなり、異なる型のデータが混在することを回避できます。ISTEXT関数は、指定したセルの内容がテキストであるかどうかを判断するために使用されます。この関数は、セルがテキストの場合は TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を返します。
対象のセル範囲をアクティブにして、「データ」タブで、データの入力規則をクリックする
エクセル上部の「データタブ」をクリックして表示させ、対象のセル範囲をアクティブにします。データの入力規則をクリックして、「データの入力規則」を選択します。

ダイアログボックスが開くので、入力値の種類の中からユーザー設定を選択する
データの入力規則ダイアログボックスが開くので、入力値の種類の中から、「ユーザー設定」を選択します。

数式に「=ISTEXT(セル範囲)」と入力してOKをクリックする。
ISTEXT関数は、引数に指定した値が文字列の場合は「TRUE」、それ以外の場合は「FALSE」を返す関数です。この場合は(D3:D12)を指定しています。

文字列以外を入力すると、エラーメッセージが表示される
指定した範囲に文字列以外を入力すると、エラーメッセージが表示されます。

データ入力の際に、特定のセルがテキスト形式であることを確認でき、予期しないデータの誤りを防げます。データ処理や分析をより効率的に行うことができますので、ISTEXT関数をうまく活用して、データの正確性を保ちましょう。
文字列以外の入力を制限することで、データの統一感を保ち、誤入力を防ぐことができます。特に、共有ファイルで複数人がデータを入力する場合や、一定のルールに沿ったデータ管理が必要な場面では、この設定が大活躍!Excelの入力規則を活用すれば、フォーマットの乱れを防ぎ、情報の正確性を向上させることが可能になります。
今回紹介した方法を使えば、「知らない間に数値が入ってた…」というトラブルともおさらば!入力ミスを防ぎながら、スムーズなデータ管理を実現しましょう。Excelの設定を少し調整するだけで、作業の精度がアップし、業務の効率化にもつながります。データ管理のストレスを減らしながら、より快適なExcel環境を整えましょう!