「名前の定義」を使う
数式に名前を付けることができます。数式に付けた名前を入力すれば、固定値を入力しなくても計算結果を得ることができます。数式をわかりやすく管理するのに非常に便利ですし、名前を付けることで、数式やセル範囲を簡潔に参照できるようになります。
数式タブを表示させ、名前を付けたい数式が入っているセルを選択する
「数式」タブを表示させて、名前を付けたい数式が入っているセルを選択して、アクティブにします。
名前の定義を選択する
「名前の定義」▼から「名前の定義」を選択します。
任意の名前を入力して、参照範囲に数式を相対参照で入力します
新しい名前ダイアログボックスが開くので、名前に任意の名前を入力し、参照範囲には数式を相対参照で入力します。
OKをクリックする
入力が終わったら、「OK」をクリックします。
数式を入力したいセルに「=消費税込価格」と入力する
設定を確認するため、数式を入力したいセルに「=消費税込価格」と入力してみましょう。
計算結果が表示された
先ほど設定した数式が反映されて、計算結果が表示されました。
名前を付けた「名前の定義」を削除する方法 Excel
数式タブを表示し、名前の管理をクリックします
数式に「名前の定義」を設定したあと解除する方法は、数式タブをクリックして選択して、「名前の管理」をクリックします。
削除したい名前を選択して、削除をクリックします
設定された名前がリストで表示されるので、削除したい名前を選択して「削除」をクリックします。
数式に名前を付けることで、Excelのワークシートがより整理され、視覚的にもわかりやすくなります。また、後から数式を使いやすくするためにも、ぜひ活用してみてください。