Excelを使ってタイムシートを作成し、勤務時間から日給を自動計算すれば、業務管理がもっと効率化できます!
シフト管理や給与計算を行う際、「勤務時間を手作業で集計するのが面倒」「時給計算をミスなく自動化したい」「効率的に給与データを管理したい」 と感じることはありませんか?特に、従業員の勤怠データを扱う場合、勤務時間を正確に計算できると給与管理がスムーズになり、業務の負担を軽減できます。
そんなときに活用したいのが、「時間を1時間から0.5表記に変更したタイムシートを作成し、勤務時間から日給を求める方法」です!この設定を適用すれば、日々の勤務データを効率的に集計し、給与計算の精度を向上できます。
本記事では、「Excelでタイムシートを作成し、勤務時間から日給を求める方法」を詳しく解説!給与計算をスムーズにしながら、業務の負担を軽減するための便利なテクニックを今すぐチェックしてみましょう。
退社時間ー出勤時間で求める
時刻を入力するタイムシートを作成しましょう。時間を1時間から0.5表記に変更します。2つの時刻の差は、減算で求めることができます。
結果を表示したいセルをアクティブにして、「=退社時間セルー出勤時間セル」を入力して、Enterキーを押す
勤務時間を求めたいセルをアクティブにして、「=退社時間セルー出勤時間セル」(ここでは、「D3」「C3」)を入力して、Enterキーを押す。

結果が表示された
勤務時間に結果が表示されました。ここでは9:00と表示されています。

実働時間を求める方法(休憩時間60分を引く)
ここから、休憩時間の60分を引いた実働時間を求めていきます。
結果を表示したセルをアクティブにして、「=E3-TIME(1,0,0)」と入力して、Enterキーを押します
結果を表示したいセル(実働時間)をアクティブにして、「=E3-TIME(1,0,0)」と入力して、Enterキーを押します。

実働時間が表示された
休憩時間60分が引かれた実働時間が表示されました。

30分を0.5表示にして時給計算したい場合
下記数式をコピーしてください。(G3の部分は、適宜、変更してください。)
G3セルは、実働時間を表示させたいセルです。
=DAY(G3)*24+HOUR(G3)+MINUTE(G3)/60

数式を入力して、Enterキーを押します。
計算結果が表示されたセルを右クリックして、セルの書式設定を選択します
計算結果(時給計算用)が表示されたセルを右クリックして、セルの書式設定を選択します。

セルの書式設定ダイアログボックスが開くので、分類から「標準」を選択して、OKをクリックします
セルの書式設定ダイアログボックスが開くので、「表示形式」タブを表示させて、分類から「標準」を選択して、「OK」をクリックします。

計算結果が表示された
計算結果が表示されました。

オートフィルを使って任意の場所までコピーします
セル右下にカーソルを合わせて、オートフィルを使って任意の場所までコピーします。

参考
日給の計算方法
先ほど、時給計算用に変更したセルに、時給をかけて求めます。

日給が計算された。

30分を0.5表示に変更する方法は、日給を計算するうえで、覚えておくと非常に便利です。