作業内容によっては、作業領域を広く使いたいときもあります。その場合はExcel上部のリボンを非表示にすることで、作業領域を広げることができます。
リボンとは
エクセルのリボンは、ユーザーインターフェースの主要な要素で、さまざまな機能やツールに簡単にアクセスできます。リボンは、「タブ」、「グループ」、「コマンド」の3つの主要な要素から成り立っています。
- タブ リボンの最上部に表示される横のメニューで、各タブには特定の機能やツールに関連するコマンドが集められています。例えば、「ホーム」「挿入」「ページレイアウト」「データ」「レビュー」「表示」などのタブがあります。
- グループ 各タブ内には、関連するコマンドがまとめられたグループがあります。例えば、「ホーム」タブには「クリップボード」「フォント」「配置」などのグループがあります。
- コマンド グループ内に配置されたボタンやドロップダウンメニューで、具体的な機能を実行するためのものです。例えば、フォントのスタイルやサイズを変更するボタン、セルの色を変更するボタンなどがあります。
コマンドタブをダブルクリックします。
エクセル画面上部にある、コマンドタブをダブルクリックします。
リボンが非表示になりました。
リボンが非表示になり、エクセルの画面が大きく表示され、データが見やすくなりました。
再度リボンを表示させたい時は、コマンドタブを再度ダブルクリック。
リボン表示を戻したいときは、もう一度コマンドタブをダブルクリックします。
リボンが再表示されます。
リボンの表示が元に戻りました。
リボンを非表示にすることで、画面上の作業スペースが広がり、特に大きなデータセットや詳細なグラフを表示する際に、より多くの情報を一度に見ることができます。また、リボンを隠すことで、フルスクリーンモードに近い状態になり、プレゼンテーションを行う際など、多くの情報を含めた有用な見た目を提供でき、データやグラフの視認性がアップするので、積極的に活用しましょう。