PC業務のヒント集 EXCEL WORD

このサイトでは、ExcelとWordの基本的な使い方から
応用テクニックまで、幅広く解説しています。
初心者の方にもわかりやすい、業務で役立つ便利なショートカット、
効率的なデータ管理方法などをご紹介します。
ぜひ、あなたの作業効率を向上させてください!

Excel 表からランダムにデータを選択して、当選者を決める方法

Excel 備忘録

「RAND関数」を使う

「RAND関数」とは、指定した範囲内でランダムな数値を生成します。たとえば、RAND関数を使用して0から1の間のランダムな数値を生成することができます。この関数は引数を取らず、毎回シートを再計算するたびに、新しいランダムな数値が生成されます。

乱数を表示させたいセルをアクティブにします

ここでは、ランダムに当選者5名を選ぶ設定で解説します。

数式タブを表示させて、数学/三角の▼から「RAND」を選択します

エクセル上部にある「数式」タブを表示させて、「数学/三角」▼の中から「RAND」を選択します。

関数の引数ダイアログボックスが開くので、OKをクリックします

関数の引数ダイアログボックスが開くので、「OK」をクリックします。

戻り値が表示されるので、必要な分だけオートフィルでコピーします

戻り値が表示されるので、任意の場所まで、オートフィルでコピーしましょう。

当選者を表示させたいセルをアクティブにします

当選者を表示させたいセルを選択して、アクティブにします。

数式タブを表示して、論理の▼から「IF」を選択します

エクセル上部にある「数式」タブを選択して表示させ、「論理」▼の中から「IF」を選択します。

関数の引数ダイアログボックスが開くので、論理式の枠をクリックして、カーソルを表示させます

関数の引数ダイアログボックスが開くので、論理式の枠をクリックして、カーソルを表示させます。

「RANK」を選択します

下図のように、エクセル左上の「IF」▼から「RANK」を選択します。

「RANK」の関数の引数ダイアログボックスに変更されるので、数値に乱数を入力したセルを指定します

「RANK」の関数の引数ダイアログボックスに変更されるので、数値に乱数を入力したセル(ここでは「D3」を指定しています。)を指定します。

参照に、乱数が入力されているセル範囲を指定して、F4キーを押して絶対参照にします

下図のように、参照に乱数が入力されているセル範囲を指定して、F4キーを押して絶対参照にします。この時、「OK」はクリックしないでください。

数式バーの中の「IF」の部分をクリックします

数式バーの「IF」の部分をクリックします。

「IF」の関数の引数ダイアログボックスに戻るので、論理式の後ろに「<=5」と入力します

「IF」の関数の引数ダイアログボックスに戻るので、下図のように、論理式の後ろに「<=5」と入力します。当選者5名をランダムに選ぶために、ここでは、ランダムの乱数から上位5人を選ぶ設定をしています。

真の場合に「当選」、偽の場合に「””」と入力して、OKをクリックします

真の場合に「当選」、偽の場合に「””」と入力して、「OK」をクリックします。

オートフィルで必要なセルまでコピーすると、当選者5名に「当選」と表示された

下図のように、オートフィルで必要なセルまでコピーすると、ランダムな当選者5名に「当選」と表示されました。