オートフィルは、同じデータや連続したデータを素早く入力できるため、手作業での入力時間を大幅に短縮できます。数字や日付、曜日、月名などのパターンを自動で生成できるため、一定の規則性に基づいたデータ入力が容易になり、特定の項目や頻繁に使うリストをカスタムオートフィルリストとして登録することで、再利用が簡単になります。定義したカスタムリストを使用して、特定の順序でデータを自動的に入力できるので、たとえば、特定の曜日や商品名など、よく使うデータを簡単に呼び出せます。このように、オートフィルはさまざまなシチュエーションに対応できるため、データ入力の自由度が高まり、作業が効率的に進められます。
「ユーザー設定リスト」を登録する
メンバーや、営業所、部署名など、独自に決まった順番で入力するデータは、ユーザー設定リストとして登録しておくとオートフィルの連続したデータとして入力できるようになります。
ファイルタブをクリックする
下の画像に入力された、社員の名前をオートフィル設定していく方法を解説します。
オプションを選択する
自分のカスタムリストを作成したい場合、オプションから新しいリストを追加できます。
詳細設定をクリックする
左枠から詳細設定を選択します。
ユーザー設定リストの編集をクリックする
ユーザー設定リストダイアログボックスが開くので、リスト項目に入力する
リスト項目に、直接表示したいリストを入力します。
追加をクリックする
OKをクリックする
ユーザー設定リストに、入力した任意のリストが追加されていることを確認し、OKをクリックします。
ExcelのオプションウィンドウのOKをクリックする
Excelのオプション画面に戻るので、OKをクリックします。
登録した最初の項目を入力する
カスタムオートフィル設定が、登録されているか確認してみましょう。
オートフィルを使うと、連続したデータが入力される
任意で入力した、カスタムオートフィル設定が反映され、任意の連続データが入力されました。
このカスタムオートフィル設定を使うことで、エクセルでのデータ入力がより効率的になります。マウスを使ってドラッグするだけで簡単に操作できるため、エクセルの初心者でもすぐに使える機能です。積極的に活用しましょう。