「COUNTIF関数」を使う
「COUNTIF関数」は、条件に一致するセルの数を求めます。範囲、検索条件の2つの引数を指定します。特定の条件を満たすセルの数をカウントするため、条件に基づいてデータの分析を行う際に非常に便利です。
「COUNTIF関数」では、1つの条件につき1つの範囲のみを指定できます。複数の条件を扱いたい場合は、「COUNTIFS関数」を使用します。
結果を表示したいセルをアクティブにします
ここでは、田中さんの担当数を求める方法で解説します。まず、結果を表示したいセルをクリックしてアクティブにします。
数式タブを表示させて、「その他の関数」の▼から「統計」の「COUNTIF」を選択します
エクセル上部にある「数式」タブをクリックして表示させ、「その他の関数」▼から「COUNTIF」を選択します。
関数の引数ダイアログボックスが開くので、「範囲」「検索条件」を指定して、OKをクリックします
範囲:ここでは、氏名の中から、「田中」の数を数えたいので、氏名の範囲を指定します
検索条件:ここでは、「田中」のセルを指定していますが、「田中」を直接入力してもOKです。
戻り値が表示された
指定したデータの中の「田中」さんの個数が表示されました。
「COUNTIF」関数は、特定の条件を満たすデータをカウントするための強力なツールです。特定の条件に基づいてデータをフィルタリングする必要がある場合に、その真価を発揮します。データの分析やレポート作成において非常に役立つ機能なので、ぜひ活用してみてください。