「LOWER関数」「UPPER関数」を使う
「LOWER関数」とは、指定した文字列に含まれる英字を小文字に変換します。
「UPPER関数」とは、指定した文字列に含まれる英字を大文字に変換します。
これらの関数を使用することで、文字列の大文字と小文字を簡単に変換できます。例えば、ユーザー名やメールアドレスを標準化するために使われます。
結果を表示したいセルをアクティブにします
ここでは、指定した文字列を小文字にする設定で解説をしていきます。大文字にする手順は、「LOWER関数」か「UPPER関数」を選ぶところ以外は、小文字の手順と同様です。
数式タブを表示させて、文字列操作の▼から「LOWER」を選択します
大文字にしたい場合は、ここで「UPPER」を選びます。
関数の引数ダイアログボックスが開くので、文字列に対象の文字列が入力されているセル「B3」を入力して、OKをクリックします
ここでは、「B3」を入力していますが、直接、英字を入力してもOKです。
小文字で表示された
指定した文字列が小文字で表示されました。
「LOWER関数」「UPPER関数」英字以外の文字(例えば、数字や記号)には影響を与えません。大文字小文字の変換は、英字のみの操作となりますので、他の言語や特殊文字には注意が必要です。