ワイルドカードの使用例をいくつか挙げてみましょう
エクセルのワイルドカードは、検索やフィルタリングを行う際に使用される特殊文字です。ワイルドカードを使うことで、部分一致やパターンに一致するセルやデータを見つけることができます。代表的なワイルドカードには以下のようなものがあります
アスタリスク 「*」
任意の文字列(0文字以上)を検索します。
前後両方にワイルドカード
「*セール*」と入力した場合に検索できる文字列
- 春セール祭り
- 総力セール有名ブランド
- 在庫セール
- セール特別週間
前後両方にワイルドカード
「セール*」と入力した場合に検索できる文字列
- セール特別週間
- セール3倍ポイント
「セール*」と入力した場合に検索できない文字列
- 在庫セール
- 夏のセール特別割引デー
クエスチョンマーク 「?」
「202?08」と入力した場合に検索できる文字列
- 「202108」「202208」「202308」「202408」「202508」「202608」「202708」「202808」「202908」のみです。
「202?08」と入力した場合に検索できない文字列
- 「2021108」などは検索できません。「?」=1文字の扱いになります。
チルダ「~」
「*」(アスタリスク)と「?」(クエスチョンマーク)この2つの記号を検索したい場合、「~」(チルダ)を入力します。「~*」「~?」と入力して検索をかければ、ファイル内の「*」「?」という文字列を見つけることができます。
これらのワイルドカードを使うことで、データの検索や集計がさらに便利になります。ワイルドカードはテキストの検索や一括操作を行う際に非常に便利です。