プルダウンリスト(ドロップダウンリスト)を作成する方法

データの入力規則を使う

セルに入力したい内容がいくつかに限定される場合は、リストから選択肢を選んで入力できます。これにより、正しいデータが選択されるので、入力エラーを最小限に抑えることができます。また、大量の選択肢がある場合でも、ドロップダウンリストを使用することで、ユーザーが入力内容をすぐに見つけることができます。

ここでは、カテゴリーの列に表示させたいリストを作成しています。表の空いている所に、プルダウンリストに表示したい項目リストを作成しましょう。

プルダウンリスト（ドロップダウンリスト）を作成したいセル範囲をドラッグして選択し、アクティブにします。

エクセル上部の「データ」タブを選択して、「データの入力規則」▼の中から「データの入力規則」を選択します。

データの入力規則ダイアログボックスが開くので、「設定」タブを選び、入力値の種類の中から「リスト」を選択します。

「元の値」の枠の右側にある下図のようなアイコンをクリックします。

始めに作成した、プルダウンリストに表示させたい項目をドラッグして選択し、データの入力規則に反映させます。

指定したデータ範囲が表示されているかを確認後、枠の右側にあるアイコンをクリックします。

「ドロップダウンリストから選択する」の右側の□にチェックが入っていることを確認して、「OK」をクリックします。

選択した範囲に、指定したプルダウンリストが作成されました。

もう一つ、別の方法もご紹介します。

データの入力規則ダイアログボックスが開くので、「設定」タブを選び、入力値の種類の中から「リスト」を選択する。

「元の値」に直接プルダウンリストに表示したい項目を入力します。項目ごとに半角で「,」を入力して区切りを入れます。「OK」をクリックします。

一つめの方法と同様に、選択した範囲にプルダウンリストが作成されました。

プルダウンリストは、データ入力の効率性と正確性を高めるための非常に便利な機能です。入力できる値を制限できるため、データの形式や内容が一貫し、これにより、誤ったデータの入力を防ぐことができます。ぜひ業務で積極的に活用していきましょう。