締切日までの営業日だけを計算したいのに、手作業で数えるのは大変…そんな悩み、ありませんか?
Excelで納期管理やスケジュールを作成するとき、「土日や祝日を除いた営業日を正確に計算したい」「手作業だとミスが発生しやすい」「関数を活用して自動化できれば業務の効率がアップするのに…」と思うことはありませんか?特に、ビジネスで締切日を設定する場合、休日を考慮しないと実際の作業日数がずれてしまい、予定通り進められないこともあります。
そんなときに活用したいのが、「Excelの関数を使って、締切日までの土日祝を除いた営業日の日数を求める方法」です!これを適用すれば、営業日だけを自動でカウントし、スケジュール管理をより正確にできます。
本記事では、「Excelで締切日までの営業日の日数を求める方法」を詳しく解説!業務の効率化を実現するための便利なテクニックを、今すぐチェックしてみましょう。
「NETWORKDAYS関数」を使う
「NETWORKDAYS関数」は、指定した開始日から終了日までの期間に含まれる営業日の日数を求めます。
結果を表示したいセルをアクティブにします
まず、結果を表示したいセルをアクティブにします。

数式タブを表示させて、日付/時刻の▼から「NETWORKDAYS」を選択します
エクセル上部にある「数式」タブを選択して表示させ、「日付/時刻」▼の中から「NETWORKDAYS」を選択します。

関数の引数ダイアログボックスが開くので、開始日に、起算日となる日付が入力されたセルを選択します
開始日には、直接「2023/4/26」と入力してもOKです。

終了日に、期間の最終日の日付が入力されたセルを指定します
終了日には、直接「2023/5/8」と入力してもOKです。

祭日に、祝日などの計算に入れない日付を入力したセル範囲を指定します
祭日には、下図のように祝日などの計算に入れたくない日付を入力したセル範囲を指定します。「OK」をクリックします。

戻り値が表示された
「2023/4/26」から「2023/5/8」までの、週末(土日)や祝日、定休日を除いた日数が表示されました。

「NETWORKDAYS関数」は、祝日や特別休業日を考慮できるため、実際のビジネス環境に適した計算ができます。自動的に週末(土日)や指定した祝日を除外してくれるため、実際の業務日数を正確に把握でき、日付が変更された場合でも、関数が自動で再計算されるため、常に最新の営業日数を確認できます。よりスムーズなプロジェクト管理のため積極的に活用しましょう。
締切日までの営業日を正確に求められるようになれば、スケジュール管理がスムーズになり、業務の効率も大幅に向上! 納期を計算する際に土日祝日を除くことで、より現実的なスケジュールを立てることができるため、締切直前のトラブルを防ぐことにもつながります。