「MODE関数」を使う
「MODE関数」は、Excelで使用される統計関数の一つで、指定したデータセット内で最も頻繁に出現する値、つまり最頻値を返します。この関数は、データの分布を理解するために非常に便利です。統計関数に分類されます。「MODE関数」を活用することで、データセットの中心傾向を把握し、意思決定や分析を効率よく処理できるので、特に、マーケティングや調査データの分析に役立ちます。
結果を表示したいセルをアクティブにします
ここでは例として、レアドロ数のデータの中から、最も頻繁に出現した値を返す設定をしてみます。
数式タブを表示させて、その他関数▼から統計▶を選択して、「MODE.SNGL」を選択します
数式タブを選択して表示させ、その他関数▼から、統計▶を選択して、「MODE.SNGL」をクリックします。
関数の引数ダイアログボックスが開くので、数値1に検索対象のセル範囲を指定して、OKをクリックします
関数の引数ダイアログボックスが開くので、数値1の枠に、検索対象が入力されているセル範囲を指定して、「OK」をクリックします。
戻り値が表示された
最も頻繁に出現した値「7」が返されました。
「MODE関数」で特定できる最頻値は、平均や中央値と並んでデータの中心傾向を理解するための直感的な指標であり、特に偏ったデータに対して有効です。グラフやチャートと組み合わせることで、データの特徴を視覚的に示すことができ、プレゼンテーションや報告に非常に役立ちます。ぜひ活用しましょう。