PC業務のヒント集 EXCEL WORD

このサイトでは、ExcelとWordの基本的な使い方から
応用テクニックまで、幅広く解説しています。
初心者の方にもわかりやすい、業務で役立つ便利なショートカット、
効率的なデータ管理方法などをご紹介します。
ぜひ、あなたの作業効率を向上させてください!

データの最頻出値を求める方法

Excel 備忘録

「MODE関数」を使う

「MODE関数」は、Excelで使用される統計関数の一つで、指定したデータセット内で最も頻繁に出現する値、つまり最頻値を返します。この関数は、データの分布を理解するために非常に便利です。統計関数に分類されます。「MODE関数」を活用することで、データセットの中心傾向を把握し、意思決定や分析を効率よく処理できるので、特に、マーケティングや調査データの分析に役立ちます。

結果を表示したいセルをアクティブにします

ここでは例として、レアドロ数のデータの中から、最も頻繁に出現した値を返す設定をしてみます。

数式タブを表示させて、その他関数▼から統計▶を選択して、「MODE.SNGL」を選択します

数式タブを選択して表示させ、その他関数▼から、統計▶を選択して、「MODE.SNGL」をクリックします。

関数の引数ダイアログボックスが開くので、数値1に検索対象のセル範囲を指定して、OKをクリックします

関数の引数ダイアログボックスが開くので、数値1の枠に、検索対象が入力されているセル範囲を指定して、「OK」をクリックします。

戻り値が表示された

最も頻繁に出現した値「7」が返されました。

「MODE関数」で特定できる最頻値は、平均や中央値と並んでデータの中心傾向を理解するための直感的な指標であり、特に偏ったデータに対して有効です。グラフやチャートと組み合わせることで、データの特徴を視覚的に示すことができ、プレゼンテーションや報告に非常に役立ちます。ぜひ活用しましょう。