エラーの防止
セル範囲に一度付けた名前は変更できます。名前を数式中で使うときなどは、対象セル範囲が変わった場合は変更を反映させておかないと、正しい結果が得られなくなります。名前を適切に定義することで、意図しないセル範囲が参照されることを防ぎ、データの正確性を確保できます。名前を定義したセル範囲を変更することで、データの構造やレイアウトが変更された場合でも、名前の参照先を容易に変更できます。これにより、ワークブックの柔軟性が向上し、データの変更に迅速に対応できます。
数式タブを表示して、名前の管理をクリックします
エクセル上部にある「数式」タブを表示して、「名前の管理」をクリックします。
名前の管理ダイアボックスが開くので、入力されている参照範囲を削除する
名前の管理ダイアボックスが開くので、定義された名前の一覧から変更したい名前を選択して、参照範囲を削除します。
変更したい選択範囲をドラッグします
新しく変更するセル範囲をドラッグして選択します。「閉じる」をクリックします。メッセージが表示されるので、「はい」を選択します。
新しい選択範囲に変更された
先ほど指定した、新しい選択範囲に変更されました。
定義された名前を変更すると、その名前を使っている数式や関数にも影響があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
セル範囲を変更した後、関連する数式が正しく動作するかどうかをチェックすることが重要です。