「MID関数」を使う
「MID関数」は、文字列を指定した位置から、指定した文字数分の文字を取り出す際に非常に強力なツールです。たとえば、ID番号や製品コードの特定の部分を抜き出す際に使用します。一定のフォーマットに従ったデータを扱う際に便利です。関数で、「RIGHT関数」「LEFT関数」が右端、左端から文字を取り出すのに対し、「MID関数」は取り出す位置を指定できます。
結果を表示したいセルをアクティブにします
例として、B列の商品型番からコード番号だけを取り出す設定をしていきます。
まず取り出し結果を表示したいセルを、アクティブにします。
数式タブを表示させて、文字列操作の▼から、「MID」を選択します
数式タブを選択して、表示させ、文字列の操作▼から、「MID」を選択します。
関数の引数ダイアログボックスが開くので、「文字列」に対象の文字列が入力されたセルを指定します
関数の引数ダイアログボックスの文字列の中に、対象の文字列が入力されたセルを指定します。
ここでは「B3」セルを指定しています。
「開始位置」に取り出したい文字の位置、「文字数」に取り出したい文字数を指定して、OKをクリックします
ここでは、開始位置に「5」、文字数に「3」を指定しています。
戻り値が表示された
先ほど指定した、開始位置に「5」、文字数に「3」の戻り値が「C3」セルに表示されました。
オートフィルを使用して、任意の位置までドラッグします。
以下リンクは、「RIGHT関数」「LEFT関数」の解説になります。
「MID関数」を使うことで、データの取り扱いが効率的かつ柔軟になり、さまざまな業務で役立つツールとなります。ぜひ活用しましょう。